Selamat Pagi KDKカッシーです。
本日は、サヤエンドウの活動を紹介しましょう。
学生は、昨年同様3つの支援、
学校支援部、こども支援部、ビジネス支援部
を中心に活動をしています。
学校支援部は、
昨年の地震で被災した村を訪問し、
耐震構造のしっかりした学校を建設することを
目的に活動しています。
学校建設支援部調査(後ろに見えるのが学校)
まず、
学生たちは、学校の校舎の情報収集をしましたが、
ほぼすべての国立の学校は復旧しており、
国立の学校に校舎建設をするのは難しそうな状況です。
現在、
姉妹校であるガジャマダ大学が、
復旧のめどのたっていないイスラム教を
教える学校を紹介してくれており、
建築するかどうかを検討中です。
建設予定の学校内の授業風景
学生たちは、
その学校を調査するために村に何度も通い、
学校の生徒数や授業内容などをはじめとした
学校の現状や必要性について熱心に
聞き取り調査を行っています。
また、他の村の同じような学校も訪問し、
比較材料として検討しています。
今後の動きが楽しみです。
子ども支援部は、
昨年サヤエンドウが建設に携わった小学校で
全校生徒を対象に運動会を予定しています。
現在、校長先生と運動会をするための運動場の確保や
授業時間の調整・運動会の練習などの打ち合わせをし、
準備を進めています。
運動会は、9月7日(金)の7時〜9時に実施する予定です。
サヤエンドウが予定していた時間は、1日でしたが
2時間しか確保できないため、企画の練り直しをしました。
みんなで意見を出し合い、
団体競技を中心とした2時間でできる企画を考えました。
きっと楽しい運動会になるでしょう。
また、
運動会以外に100マス計算の授業なども行っています。
100マス計算教科書
学年によって出来もさまざまなようですが、
小学生も楽しんでくれているようです。
今後は、運動会にむけ全力で取り組んでいきます。
ビジネス支援部は、
現地の工場にサヤエンドウが考えた商品(約40アイテム)
を発注し、商品を日本に輸入し、日本国内で販売後、
販売で得た利益をインドネシアのために利用する目的で活動しています。
ビジネス支援部打ち合わせ
木工製品、布製品、革製品の3つを
材料とした商品を発注するため、
毎日現地の中小企業を訪問し、発注を行っています。
ビジネス支援受け取り
学生たちは、各訪問先で平均2時間程度
打ち合わせをします。
昨年の反省点を生かし、
質のいい商品をつくるため打ち合わせも
力をぬくことはありません。
商品サンプル
先日まで発注先不足で困っていましたが、
ガジャマダ大学のKKNの先生や経済学部の先生方の
ご協力のおかげもあり、少しずつ軌道修正しています。
今後は、すべての商品のサンプルを発注し、
本格的な発注に移っていきます。
帰国後の国内での販売が楽しみですね。
各支援部ごと問題はありますが、
学生たちのパワーと柔軟な発想で少しずつですが、
問題を乗り切っています。
昨年と比較するとメンバーたちの動きもよく、
たくましさを感じます。
カッシーは、あと数日で帰国しますが、
是非学生たちに、このままのモチベーションで
がんばってもらいたいです。
がんばれ!サヤエンドウ。
※1)サヤエンドウ:インドネシア国際貢献プロジェクト
のチーム名
※2)KKN:ガジャマダ大学が行っている
学生主体のコミュニティ開発に携わる授業。
大学がランダムに選んだ各学部の学生(約30名)を
2ヶ月間、村などに滞在させ、各学部ごとの視点から
村の問題点を調査し、学生たちの調査の結果を村に
還元していく活動。