突然ですが、みなさんは「ボッチャ」という競技をご存知でしょうか?
スポーツによる共生社会実現プロジェクトは、共生社会実現に向け、さまざまな人たちがスポーツを通し垣根を超えて交流できる場を作るため、12月17日(日)石田記念体育館で祇園地域の住民を対象に「ボッチャ大会」を開催しました。
そのボッチャ大会の準備を中心となって進めてきたのが、スポーツによる共生社会実現プロジェクトリーダーのマオです。
この大会の開催に至るまでマオはさまざまな困難を乗り越えてきました。
予約していた会場が他団体の予約と重なっており急遽時間変更になったこと・・・
その影響もあり、申込者が開始時間を勘違いしていたこと・・・
など、さまざまな試練が彼女を襲い、時にはくやしさから涙を流すこともありました。
たくさんのトラブルに悩みながらもひとつひとつ解決し、本番当日を迎えました。
当日は、一般社団法人広島県ボッチャ協会協力のもと、高齢者、社会人、大学生、子どもなど、さまざまな世代の方々、総勢50人が集まりました。年代や性別の垣根を超えて3人1組のチームを作り、16のチームが総当たり形式で試合を行いました。
試合中には、面識がなかった高齢者と大学生がプレーを通して交流する姿や子どもがボールを投げる時に参加者が応援する姿があるなど、とても温かい雰囲気の中、世代間交流ができるイベントとなりました。
閉会式の最後の挨拶・・・
マオは、思わず声を詰まらせ涙を流しました。やりきった涙。安堵の涙たったのでしょう。
大会の実現のため、突っ走ってきたマオ。
たくさんのトラブルがあっても逃げることなく前進し続け、やりきった彼女の表情はとても充実感にあふれていました。
まさに興動館プロジェクトのキャッチフレーズである「涙した汗と涙の分だけ君は強くなれる」を体現してくれたマオ。
この経験を通し、大きく成長してくれたことと思います。
翌日、マオと会った時、スポーツによる共生社会実現プロジェクトのグループLINEにメンバーから「楽しかったです」というコメントが多数届いたようで、また号泣したそうです。
一生懸命がんばったからこそ出た涙ですね。
学生生活の中で何かに全力で打ち込むことは本当に素晴らしいですね。
では、またー。