KDKカッシーです。
さて、このたびは現地で出会ったエネルギーあふれる方々を
紹介させていただきます。学生たちは、出会った方々の話を伺い
大きな力をもらうとともにそれぞれ感じることがあったようです。
まず、橋爪 文 さんです。
広島に生まれ14歳で被爆。
被爆後は、原爆について書いたり話したりすることに消極的で
あった橋爪さんは、ある人物との出会いにより、原爆被爆の
状況を伝えることを決心し、日本国内はもちろん海外各地を行
脚されて平和のメッセージを伝えている方です。
橋爪文さん著
このたび、橋爪さんはクライストチャーチ市で行われた
ヒロシマナガサキデーに参加され、ヒバクシャの一人として
原爆の本当の恐ろしさを訴えかけられていました。
ヒロシマナガサキデーで被爆体験を伝える橋爪さん
そんな橋爪さんは我々のために時間を割いて自分の体験に
ついて語ってくださいました。
橋爪さんに挨拶する学生
被爆体験を聞く学生
最後に記念撮影。
学生たちは、異国でヒロシマについて改めて考えることができ、
原爆の恐ろしさ、考えを深めたようでした。
続いてはケイト・デュースさんです。
ケイトさんは、ニュージーランドのクライストチャーチを拠点に国際的
な平和活動をされている方で国連事務総長平和軍縮問題顧問など
多くの平和活動に携わっておられます。
1996年7月に国際司法裁判所が「核兵器の使用・威嚇は一般的に
国際法に違反する」という勧告的意見を示させた世界法廷運動の創始者
でもあります。
ケイト・デュースさん
実は、ケイトさんとご主人のロバートさんは、8月9日にクライストチャーチで
行われたヒロシマナガサキデーに参加されており、私たちのピースメッセジ
や歌を聞いてくださり、ヒロシマから若い人が参加していることが非常に
うれしかったそうです。その縁もあり、このたびお会いすることになり
ました。
雨の中、ヒロシマナガサキデーに参加するロバートさんとケイトさん(左側)
ケイトさんは、私たちをご自宅に招待してくださいました
ご自宅では、ケイトさん、ロバートさんが平和活動をはじめたきっかけや
世界法廷運動の話など非常に興味深い話をしていただきました。
ケイトさんとロバートさんの話に耳を傾ける学生
少し休憩です・・
お礼として日本の風呂敷を披露し、プレゼント!
ケイトさんは体調不良にも関わらず、最後まで笑顔で接してくれました。
ケイトさん、ありがとう。
ケイトさんがおっしゃった言葉で心に残った言葉があります。
「銃を持たなくても、話で解決できる」
学生をはじめ私も個人として、平和についてできることをやってい
こうと心に誓った一日でした。
第4弾につづく
2008年09月17日
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