2008年09月17日

NZ滞在記B貴重な体験

KDKカッシーです。
さて、このたびは現地で出会ったエネルギーあふれる方々を
紹介させていただきます。学生たちは、出会った方々の話を伺い
大きな力をもらうとともにそれぞれ感じることがあったようです。


まず、橋爪 文 さんです。


広島に生まれ14歳で被爆。
被爆後は、原爆について書いたり話したりすることに消極的で
あった橋爪さんは、ある人物との出会いにより、原爆被爆の
状況を伝えることを決心し、日本国内はもちろん海外各地を行
脚されて平和のメッセージを伝えている方です。

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橋爪文さん著


このたび、橋爪さんはクライストチャーチ市で行われた
ヒロシマナガサキデーに参加され、ヒバクシャの一人として
原爆の本当の恐ろしさを訴えかけられていました。


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ヒロシマナガサキデーで被爆体験を伝える橋爪さん


そんな橋爪さんは我々のために時間を割いて自分の体験に
ついて語ってくださいました。


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橋爪さんに挨拶する学生

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被爆体験を聞く学生

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最後に記念撮影。


学生たちは、異国でヒロシマについて改めて考えることができ、
原爆の恐ろしさ、考えを深めたようでした。




続いてはケイト・デュースさんです。


ケイトさんは、ニュージーランドのクライストチャーチを拠点に国際的
な平和活動をされている方で国連事務総長平和軍縮問題顧問など
多くの平和活動に携わっておられます。
1996年7月に国際司法裁判所が「核兵器の使用・威嚇は一般的に
国際法に違反する」という勧告的意見を示させた世界法廷運動の創始者
でもあります。


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ケイト・デュースさん


実は、ケイトさんとご主人のロバートさんは、8月9日にクライストチャーチで
行われたヒロシマナガサキデーに参加されており、私たちのピースメッセジ
や歌を聞いてくださり、ヒロシマから若い人が参加していることが非常に
うれしかったそうです。その縁もあり、このたびお会いすることになり
ました。


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雨の中、ヒロシマナガサキデーに参加するロバートさんとケイトさん(左側)

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ケイトさんは、私たちをご自宅に招待してくださいました



ご自宅では、ケイトさん、ロバートさんが平和活動をはじめたきっかけや
世界法廷運動の話など非常に興味深い話をしていただきました。



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ケイトさんとロバートさんの話に耳を傾ける学生

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少し休憩です・・

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お礼として日本の風呂敷を披露し、プレゼント!

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ケイトさんは体調不良にも関わらず、最後まで笑顔で接してくれました。


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ケイトさん、ありがとう。

ケイトさんがおっしゃった言葉で心に残った言葉があります。

「銃を持たなくても、話で解決できる」

学生をはじめ私も個人として、平和についてできることをやってい
こうと心に誓った一日でした。

第4弾につづく
posted by かし at 17:11| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | かっしー@KDKの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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