興動館にかかってきた一本の電話。
お電話で話をしてみると、大学の近隣にお住いの高齢の女性の方から「先日、広島経済大学が食品ロス削減に取り組んでいることをテレビで知ったため、どのような活動をしているのか具体的に教えてほしい」との内容。
先日、RCCさんが放送した「ランキンLAND!」という番組で本学が特集され、大学の取り組みのひとつとして祇園から食品ロスなくそうプロジェクトが紹介されました。その女性は、番組で取り組みを知ったことをきっかけにお電話をくださったのです。
「実は、私が育てた農作物を家庭内で処理しきれず、捨ててしまわざるを得ないことがあり、申し訳ない思いをしている」とのお話で、ぜひ学生に活用してほしいという依頼でした。
祗園から食品ロスなくそうプロジェクトのリーダー「ともひろ」にその内容を伝えると「ぜひ協力したいです」と。
早速、ともひろと女性のご自宅を訪問すると、キュウリやしそ、トマトにゴーヤなどたくさんの野菜が育てられていました。
頂いた野菜を興動館に持ち帰り、野菜を無料で配付する特設コーナーを設置。今日、会議のあった、カンボジア国際交流プロジェクトや若旅促進プロジェクトの学生たちが持って帰ってくれました。
捨てられる可能性のあった野菜が、多くの学生に行きわたるとともに、女性の思いに応えることができ、嬉しく思いました。
祗園から食品ロスなくそうプロジェクトは、今後も定期的に野菜を配布し、食品ロス削減に貢献していきます。
では、またー。